編集長だより

第13回編集長だより

こんにちは、藤尾です。

編集長だより、ひさびさの更新になってしまいました…ごめんなさい。

相変わらず週4日海士町であまんぼうのガイドをしながら、週に一度大阪の大学に通う生活をしています。

毎日バタバタの生活を送っていますが、なかでも私が大好きなのはお客様とお話をする時間です。

海士町には日本の各地から、そして海外からも沢山のお客様がお越しになります。

先日も東京からお越しになったお客様と沢山お話をしました。

私の送っている多拠点生活についてお話をしました。

驚かれた様子でしたが、こんなお言葉を頂きました。

「いいんだよ、今しかできないこといっぱいしなさいね。」

「無駄なことなんて一つもないのよ。なんでも、どんなことでも意味があるんだから。だからなんでもやってみなさいね。」

「失敗したり、辛くなったりすることもあると思うけど、それも大事。その時はね辛くてもね、いつかよかったって思える日が来るのよ、ずっとずっと辛いなんてことありえないんだから。」

最近少し行き詰って悩んでいた私にとってそのお客様の言葉は心に響きました。

ガイド中にも拘わらず、思わず涙が出そうになりました。

私は大学4年生です。周りの友人は殆どみな就職活動をしています。既に内定をもらって、就職先が決まった友人も沢山います。

そんな中、離島と都市を行ったり来たりしている私。

みんなが就職面接の準備をしている中、私は必死に海の中の生き物を覚えていました。

「あいつ何やってんの、就活もせずに。」

同世代からは冷たい目で見られたり、からかわれたりすることもあります。

時々、途轍もない不安に襲われることもあります。

こんなんでいいのかな、取り残されていくのかな。

自分で決めておいて、こんなことを言うのは情けない話ではありますが、正直言うと、不安に襲われることだってあります。

いつでも前向きに、ポジティブでいるわけではありません。

そしてこんな風に弱音を吐いている自分が嫌になります。

でも、そうやってくよくよしていた時にこんなあたたかいお言葉を頂いて、もう一度ゆっくり考え直しました。

時には辛くなることもあるけど、でもそんな時だからこそ立ち止まってもう一回ゆっくり考え直すことが出来る。

立ち止まってもいい、遠回りしてもいい。

それが私らしさかもしれない。

何度も立ち止まったり悩んでいる私だからこそ、自分と同じように悩んだり立ち止まったりしている誰かのために何かできるかもしれない。

もう一度頑張ってみよう。

そう思えたお客様との時間でした。

周りの大学生と比べたら少し変わっているかもしれないけど、でも、この今しかできないことをやってみようと思います。

そしてこんな生活をしているからこそできるガイドだったり、情報発信をして誰かを元気に、笑顔にできたらいいなと思います。

最後まで読んでくださってありがとうございました!

ABOUT ME
藤尾編集長
現役女子大生21歳。「都市と離島の暮らし方研究所」編集長。 離島の卒論を書くため、2019年3月から都市と離島の多拠点生活を開始。離島で観光船あまんぼうのガイドをしながら週1回本土の大学に通う生活を送る。趣味は写真とビール。