旅の途中で

190430離島ワーホリ滞在記

海士町の取り組み、ワーホリの魅力

こんにちは。

離島生活も少しずつ慣れてきました。毎日が新発見で、常に刺激を受けています。

今日は昨日書けなかった3日目と、4日目について書いていきます。少し長くなりますが、気楽に読んでください(今書かないと記憶が風化する…)。

3日目「島の経済振興のために」

本日のトピックは午後から勤務したリネン洗濯施設です。そこで見たのは巨大な洗濯機2台とこれまた巨大な乾燥機、アイロンたちでした。

(写真撮らなかったことが悔やまれる…)

この施設では、契約している宿泊施設から送られてきた使用済みのリネンを全て洗濯しています。大量のクシャクシャのシーツが洗濯され、アイロンでピシッ!となり、人の手によって丁寧に畳まれれば、それはもうホテルや「あどど」で見るシーツそのものです。通常期は2週間に一度、ゴールデンウイークや夏休みなどの繁忙期には3日に一度の頻度で稼働しているそうです。

この施設の建設背景には、島での雇用創出が挙げられます。

以前は島でリネン洗濯を行っていたそうですが、観光客数の減少や宿泊施設の後継者不足等により経営破綻。その後は本土に送られていました。しかし小規模な民宿ではリネン数が少なく、本土の業者と契約できないという難点がありました。また、本土に資金が流れ、島の経済が回らないという欠点もありました。

その問題を解決すべく、観光協会主導でこの工場を立ち上げました。そのような方々も対象としているため、現在も赤字状態。しかし将来への投資という意味合いもこめて、この施設を運営されています。

―と、このような内容を観光協会の方が説明してくださいました。しかもその方は昨日「あとど」で説明してくださったHさん。ここの観光協会はどんだけ守備範囲広いんや…。

島の経済振興にかける思いとマルチワーカーの仕事の両者を学べた勤務先でした。

夜は午前の「あとど」でお世話になったKさん宅でボードゲーム。非常に盛り上がりました。初対面の人ともすぐ打ち解けて盛り上がれるのがこの島の魅力ではないでしょうか。

 4日目「人情に感謝‼」

平成最後の日は思わぬハプニングから始まりました。

「え、バス行っちゃった!?」

僕たちワーホリ生のうち、男子は観光協会のOさん宅で共同生活しています。2・3日目はOさんの出勤時間と自分たちの出勤時間が重なるため、送迎していただいていました。ところが、この日はOさんの勤務開始時間が早く、僕たちはバスで行かねばなりませんでした。

7時35分発のバスに乗る予定で準備。到着後、時刻表を見る。

…想定外。しかし時計を見ると7時32分。ほっと安堵。しかしバスの姿が見えない。

「え、バス行っちゃった!?」

焦った二人で話し合っていると、一台の軽トラが現れました。その方は親切にも送ってくださるとおっしゃってくださいました。しかし乗れるのは一人だけ…。

後に残った僕は再びのヒッチハイクを試みるもなかなか車が来ず。マラソン出場経験を活かして走って向かおうとしたその時、また一台の軽トラがやってきました。

「すみません、菱浦港行きますか」

思い切って聞いてみると、その方は近くで飼育している馬の様子を見に来ただけでした。しかしそれでも菱浦までの約10kmを送ってくださるとおっしゃいました。

車内では海士の暮らしや出来事について教えていただきました。だんじりのこと、育てている馬のこと、観光地のこと…。海士に来てから住民の方のやさしさに日々感動していましたが、まさかここまでとは…!この出来事を通し、海士のことがより一層好きになりました。

これが都市部なら、「知らない人についていってはいけません」となるのでしょうか。

ワーホリとしてはこの日からローテーションで休日が始まります。この日は千穂さんが休みだったため、男二人での勤務でした。それでも夜は集まって、Oさんの知り合いの観光ガイドのMさんを巻き込み、特産品のサザエを使った炊き込みご飯を作りました。

数日前に知り合ったばかりなのに、気づけば昔からの親友のように話している。こういう雰囲気も、このワーホリの魅力ではないでしょうか。ちなみにサザエご飯の完成度はOさんとMさん曰く、「ワーホリ史上に残る旨さ」でした。

毎日が刺激的で新鮮です。

何が起こっても、何とかなる。それが海士町の特徴ではないでしょうか。

今日はさすがにヒヤっとしたので明日から気を付けますが(笑)

明日は休日なので更新は明後日になります。休日の過ごしかたを書く予定ですので、お楽しみに!

ABOUT ME
中野 慎一朗
京都に暮らす大学2年生。人と人のつながりに注目し、人口減少社会における暮らしやすいまち、住みたいまちについて関心を持ち、日々行動中。多様な価値観を持った人と話して刺激をもらうことが好き。