連載

第1回飲むことについて語るときに僕の語ること

4月も中旬、そしてあと1週間もすればGWはすぐ目の前だ。

観光協会は電話やメール、ファックスで、宿泊のお問い合わせや、それこそ「海中展望船あまんぼう」の予約が増え、GWが迫ってきているのを感じる。先日に俳句ツアーを終えたばかりだろうが何だろうが容赦無く、お問い合わせは止むどころかむしろ増えている。

「忙しい」という感覚を、1日があっという間に終わったと感じたときにようやく、そう整理できた。忙しいことそのものは良い悪いではないけれど、今日はなんだか、とっても疲れた。疲労は仕事中には気づかなかったけれど、いざ帰ろうとしたときに、ぐたっとした。

ただ、不思議なもので、疲れてるときに限って、景色に目が行く。

俳句ツアーの最中に宇多喜代子先生が、

「この景色に触れると、心の垢がとれるのよ」

と仰ったが、そのとおりだなぁ、と思った。景色に、疲れがほどけるようだった。

しかし虚しいことに、この景色の傍ら、いや、
この景色のなかで暮らしていることを、
暮らしているとたまに忘れてしまう。

そんなときに、疲れるんだろうなと思う。

思い出せて良かった。
ということで今夜はウィスキーを。

ABOUT ME
太田章彦
島根県隠岐郡海士町在住。離島の生活は7年目に突入。