連載

第43回あいうえお色日記

「ローズピンク」

春といえば、やっぱりピンクだ。

この時期特有の
少し寂しい、でもわくわくする気持ちは、
かわいらしいピンクと、薄く霞む空色のかんじがする。

この1ヶ月の間に、わたしは
誕生日と大学卒業と入社を迎えた。

ばたばたする日々の中、「おめでとう」をたくさんもらった月だった。

こういうときに連絡をくれる人が、年々増えていく。

今回は、それが海士町の人たちだった。
気持ちの拠りどころが増えたのを
、再認識できたようなかんじ。

とてもうれしかったし、不思議だった。
1年前は想像もしていなかった、
知ってさえいなかった場所に住む人たち。

他のワーホリ生も、きっとそうなのだろう。

海士の人々の面白さやあたたかさは、
海や山のおだやかな眺めは、
聞き慣れたキンニャモニャや蛍の光は、
どこかできっと、支えになっている。

こういう場所や思い出を、
どんどん増やしていくのだと思う。

そうやって楽しみや支えを増やして、
各々の場所で、各々のやるべきことを、頑張れる。

小さな島から広がるなぁ、と思った。

ABOUT ME
中村祐理子
2018年11月、ワーホリで海士町に1ヶ月間滞在しました。そのときが初の離島暮らし。普段は埼玉で実家暮らしをしており、島や地方に所縁があるわけではありませんが、ワーホリをきっかけに興味を持ちました。 「あいうえお色日記」と「しりとり交換日記」を書いています。 2019年春から社会人です。