旅の途中で

シティボーイの離島体験記その10

おはようございます。

海士町での離島ワーホリも残すところあと2日となりました。

この2週間は本当にあっという間に過ぎてしまい、明日で海士町から離れるなんて信じられないくらいです。

昨日も山梨大学の友達が離島ワーホリを終え、本土に帰っていきました。

彼とは2週間という短い期間でしたが、同じ屋根の下で生活をして、一緒に旅行に出かけるくらい仲良くなりました。別れの時はものすごく寂しいという気持ちと、出会えてよかったなという嬉しさで胸がいっぱいでした。

ということで、今回も離島ワーホリ生へのインタビューをお届けします!


田島
田島
まずは大学でどういう生活を送っているかを含めて自己紹介をお願いします。
M.N
M.N
はい。早稲田大学創造理工学部社会環境工学科1年のM.Nです。大学の学業としては、土木の基礎を学んでいます。将来的には街づくりの仕方を学んで、地方創生に関わることができたらなと思っています。また、部活はワンダーフォーゲル部に所属しています。大学では、たくさんの人々と交流して、多様な考え方・価値観を身につけたいなと思っています。
W.S
W.S
なるほど。私も自己紹介しますね。早稲田大学商学部4年のW.Sです。大学では、会計学を専攻しています。会計学というのは簡単に言えば簿記なんですけど、会社をお金という基準で評価する方法を学んでいます。株式投資とかで役立てるのが一番わかりやすいかなと思います。
田島
田島
なるほど。そこからどのように離島ワーホリに繋がっていくのですか?
W.S
W.S
大学の専攻とは特に関係ないのですが、友達が離島ワーホリに参加すると言っているのを聞いて、私も島での生活を経験してみたいと思ったのが参加したきっかけです。離島とかって、初めは何かきっかけがないと行く機会がないかなと思っていて、せっかくの機会だったので参加してみることにしました。
M.N
M.N
私は地方創生に興味があるので、地方創生で有名な海士町に実際に来てみることで、肌で現地の生活を感じてみたいなと思ったのがきっかけです。私も離島ワーホリ自体は友達の紹介で知りました。
田島
田島
なるほど。離島ワーホリの制度は2人とも友達からの紹介で知ったという点が共通していますね。では、今海士町に来てどのような仕事をしているのですか。
W.S
W.S
私はCAS凍結センターというところで働いています。CASは収穫した食材を新鮮なまま消費者に届けるために作られた装置のことです。今はイカのシーズンなのですが、私はイカをパッケージする前のきれいにイカを並べるという仕事をさせていただいています。
田島
田島
並べたイカがそのまま商品としてお店に出されるんだから、とても大事な仕事ですね。どういうことを考えながらその仕事をしているのですか?
W.S
W.S
イカを並べる仕事自体は単純作業なのですが、実際イカにも個性があって、大きいものや小さいもの、赤いものや白いものなど1匹1匹のイカに個性があるというのが面白いです。それに加えて、自分が並べたイカがそのまま消費者の元に届くことにも嬉しさを感じています。それに加えて、CASがあることで漁師さんが取ってきたイカを海士町の特産物として販売することができるので、海士町におけるCASの存在はとても大きいと感じます。
M.N
M.N
僕もCAS凍結センターで働いています。僕はW.Sさんのイカを並べる仕事ではなく、その手前のイカの墨を洗う仕事をしています。W.Sさんと同じく、イカに個性があってそれを見ているのも楽しいですし、何より海士町の特産物であるイカに実際に触れる仕事ができているのでいい経験になっています。CASがあることで漁師さんたちが獲ってきたイカを新鮮なまま消費者に届けることができるので、僕もCASの海士町における存在感はとても大きいなと感じています。
田島
田島
2人ともCASで働いているんですね。CASで実際に働くことで、海士町にどのように自分の関わっている仕事が貢献しているのかについてよく考えていて、すごいなと思います。

海士町に来て10日近く経ちましたが、海士町に来る前と来てからで何か島に対するイメージが変わったこととかはありますか?

M.N
M.N
離島は周りが海で囲われているので、本土に比べて流通とかの面で不便なので、自分が生活していけるか不安でした。だけど、実際に海士町に訪れて生活してみることで、商店もあるしバスもあるし、生活には全く困らないんだなというのを感じています。
W.S
W.S
それも感じますね。僕は、来た時に島の地元の人たちがすごい仲いいのを見て自分がそこに入っていくことができるか不安がありました。だけど、約2週間の生活を通して、いつの間にかその不安も消えていって、自分もその中に自然と入っていくことができたという点でいい意味でギャップがありました。最初は自分が楽しければいいやと思っていたんですけど、海士町に住んでいる方と商店やイベントで交流することで自然と仲良くなれたのは良かったです。
田島
田島
やっぱり、地元の人とのかかわりという面では2泊3日の旅行と2週間の長期滞在では違いますよね。今回のワーホリでは早稲田大学の他にも、高崎経済大学や山梨大学など他大学の人たちも参加していたのですが、その中ではどうやって打ち解けたとかいうエピソードはありましたか?
W.S
W.S
そうですね。やはり2週間一緒に生活するということで、ご飯や洗濯、お風呂など日常生活の中で交流するので、他大学の人たちとも自然と打ち解けることができました。
M.N
M.N
そうですよね。共同生活を2週間もしていくので、その中で自然と仲良くなると思います。そこに不安を抱えている人も、実際来て生活してみれば問題ないということが分かると思います。
田島
田島
なるほど。では、最後に離島ワーホリに興味を持ってくださっている方々に向けてメッセージをお願いします。
M.N
M.N
そうですね。ここに来れば、たくさんの島の人とかかわって、島で仕事や生活を送って、離島の生活を十分に楽しむことができるので気軽に来てみればいいと思います。勇気をもって一歩踏み出してみてほしいです。
W.S
W.S
はい。ぜひ、忙しい人にこそ来てほしいなと思います。なんか、離島ワーホリに興味を持っている人って、他のいろんなことにも興味があると勝手に思っています。なぜかというと、今学生だったりして、いろいろやることがあると思うんだけど、2週間の間すべてを投げ出して自分のゆったりとした時間を島で送ることができるのは、自分を見つめなおすという意味でもすごくいい経験になると思います。いったん切り替えて、離島ワーホリに飛び込んでみて、自分のことをいろいろ考えたうえで、また普通の日常に戻るというのは人生を見つめなおすという意味でも良いと思います。

(終)