旅の途中で

シティボーイの離島体験記その4

こんにちは。田島です。

本日はワーホリ生インタビュー第4弾をお届けします。


田島
田島
今日はK.Kさんにインタビューしたいと思います。あと、海士町にたまたま遊びにいらしていた、離島ワーホリOBの平間くんにもインタビュアーを手伝っていただこうと思います。よろしくお願いします。
まずは2人とも自己紹介お願いします。
平間
平間
じゃあまずは僕から行きます。
高崎経済大学地域政策学部観光政策学科4年の平間です。昨年離島ワーホリに参加し、船渡来流亭で働いていました。よろしくお願いします。
K.K
K.K
宮崎大学地域資源創成学部2年のK.Kです。今日で3週間の離島ワーホリが終わって、これからフェリーで帰るところです。よろしくお願いします。
田島
田島
よろしくお願いします。
では、早速インタビュー始めていきます。まずは、2人が離島に興味をもって、海士町を知るに至った経緯を聞きたいです。
平間
平間
僕は、大学のゼミの先生からの紹介です。僕の所属しているゼミは、インターンシップがいくつか用意されていて、その中から自分の好きなものに参加するっていうことをしています。その中で、海士町を選んだ理由はというと、自分たち学生の考え方を変えたいなという思いがあったからですかね。学生が消費することしか今まで経験していない中で、こういった観光産業でインターンとして関わることで、消費者側から提供者側へ意識を変えていきたいなと思っていました。後は、シンプルに島にめちゃくちゃ興味があったからですかね。地元は茨城県の大洗という海の近くで生活していたのですが、大学で群馬県に来て、海へのあこがれがより強くなったからっていう理由もありました。
K.K
K.K
おぉー、素晴らしいですね。

私の経緯も話すと、私の大学では後期に3週間インターンをする授業を履修することが決まっているのですが、そこに参加する前にインターンとはどういうものなのかを経験してみたいなと思ったのがきっかけです。それに加えて、私は沖縄県の宮古島という離島出身で、将来的に地元に戻って生活したいなという思いが強くあります。地元に帰る前に他の離島で生活してみたいという思いもある中で、インターンを探していた時に、離島ワーホリを見つけて応募しました。実はその前に、たまたま海士町についての雑誌記事を読んでいて海士町のことを少し知っていたので、「これは運命的だ!」と思って参加してみました。海士町って地方創生で有名な島なので、そこでインターンを経験することで海士町の成功事例を肌で感じてみたいなとも思っていました。

田島
田島
なるほど。2人とも離島ワーホリに参加した経緯がそれぞれ違って面白いね。

K.Kさんは今回離島ワーホリに個人で参加してると思うんだけど、来る前に一人で参加することに不安とかはなかった?

K.K
K.K
すごい不安はありました。来る前から海士町にはコンビニも信号機もないと聞いていて、すごい小さい島で生活するのが不便なんだろうなというイメージがありました。共同生活を経験するのも初めてだったので、色々不安は抱えていました。
平間
平間
それは僕も一緒だったな。コンビニも信号機もないし、普段だったら当たり前のものがないとゼミの先生から聞いていて、「なんだなんだ」と不安に感じた。寮にはテレビもなかったしね(笑)。

でもそれが良かったかもしれない。寮の友達とも仲良くなって毎晩しゃべったりして、不安も徐々に消えていったかな。K.Kさんは慣れるのにどれくらいかかった?

K.K
K.K
めっちゃすぐ慣れました。(笑) 私の住んでいたところは宮古島の中でも田舎のほうで、商店も1つしかなくって信号機もないので、海士で生活してみて小さいころを思い出しました。
田島
田島
そうだよね。僕も不安はあったけど、コンビニもなければなかったで普通に生活できるし、実際に生活してみることで不安も段々なくなっていった感じでした。

じゃあ次に、K.Kさんは海士町でどんな仕事をしていたんですか?

K.K
K.K
CAS凍結センターで働いていました。イカとかアジとかヒオウギ貝を加工してました。
田島
田島
CASだったんだね。それは自分で希望したの?
K.K
K.K
いや、働く前日ぐらいにCASで働いてくださいって言われて。それまではCASの存在も知らなかったんです。
田島
田島
実際に3週間CASで働いてみてどうでした?
K.K
K.K
私は魚が好きだったので、最初のうちは新鮮な魚介を触ることができて「これは天職か!」と思うくらい楽しかったんですけど、段々慣れてきたうえに、5連勤とかあると、毎日イカを並べる仕事が続くので精神的にもきついときはありました。でも、振り返ってみると3週間はあっという間に過ぎちゃったなと思います。
平間
平間
そうなんだ。CASって単純作業が多いから、やりがいとか見つけるのは大変なイメージはあるよね。仕事に関して何かやりがいとかって見つかりました?
K.K
K.K
やりがいっていうかはわからないんですけど、CASでイカを並べる作業の時に、目の前にいる職員の方がとてもきれいに早くイカを並べていて、その方のクォリティに少しでも近づけるようにと日々頑張っていました(笑)。
田島
田島
なるほど。目標になる人が近くにいて、その人みたいになれるように自分も頑張ろうって感じる環境って刺激をたくさんもらえるからすごい良いと思う。3週間CASで職員さんからの刺激ももらいつつ働いてみて、今ふりかえるとどんな3週間だった?
K.K
K.K
うーん。あと50分後に船が出航するんですけど、3週間のワーホリがもう終わって自分が海士町から離れるっていうのが全然信じられないです。今のインタビュー受けてるのも、友達と休憩時間におしゃべりしている感じですよ(笑)。
平間
平間
お、その気持ちすごい分かるよ。僕も3週間のワーホリが終わって帰るときは全然実感なかったな。
田島
田島
3週間があっという間って感じたのも、それだけ海士町での日々が充実してたっていう証だよね。
K.K
K.K
そうですね。仕事も私生活もどっちもすごい充実してたと思います。
田島
田島
僕も海士町に来てもう5日目になるけど、1日1日がすごい充実してるから時間が経つのがすごい早く感じます。きっとあっという間に離島ワーホリも終わっちゃうんだろうなって思うとすごい寂しい気分になるけど、この短い期間の中でも何かを掴めるように毎日行動していきたいなと思ってます。
K.Kさんは海士町での生活を経て、自分のここが変わったなとか感じることってあった?
K.K
K.K
うーん。なんだろうな。ここにきて、他大学の人とか海士町の地元の人とかと触れ合う中で、皆さん本当に優しい方々ばかりで毎日人と会うのが楽しかったんですよ。なので、海士町で生活していく中で、人の温かさにふれて、自分も少し明るくなったような気がします。

一昨日も、寮の友達と卓球をしに崎小学校へ行ったんですけど、ちょうどその時に崎の住民の方々が鍋パーティーをしていて、そこに参加させてもらったのもすごい楽しかったな。そのあとも2次会だっていって、場所変えてまた飲んだりして結局夜中までお話したりしてました(笑)。

平間
平間
ほんとに海士の人たちって暖かいひとが多いよね。誰でもウェルカムな感じだし、一度入り込んじゃうと、こっちもすごい受け入れられているような気がして心が開けるよね。
K.K
K.K
今日の朝なんかも、キャリーバック引っ張ってバス停まで歩いてたら、近くを車で通りかかった初対面の地元の方が「どこまでいくの?のっけてってあげるよ。」と言って、車にのっけて下さいました。その方とも色々話したんですけど、本当にいい方でした。嬉しかったです。
平間
平間
困っている人を見過ごせない優しい性格の方が多いんだろうね。
田島
田島
僕も昨日、友達と菱浦から寮までヒッチハイクしたんだけど、始めてから10分ぐらいでのっけて下さる方が見つかって、海士町の人のやさしさを改めて感じました。ぜひ、海士町は本当にいい人たちばっかりだから、離島ワーホリに興味があるけど来てほしいよね。迷ってるって人も、そんな考えすぎることなく気軽に来てほしいですよね。

最後に、K.Kさんからそういう離島ワーホリに興味を持っている人に向けてメッセージをいただけますか?

K.K
K.K
そうですねー。何を伝えようかな。

あ、そうそう、海士町に来ないと、コンビニがないとか信号機がないとかそういう生活は経験できないと思うんですよね。外から見ると、そういう離島って不便に見えるかもしれないんですけど、実際に生活してみるとそういう否定的なイメージが全然なくなるので、迷っている方は、ほんとに気軽に一回来てほしいなって思います。来るのにお金も時間もかかりますけどね(笑)。普段の生活から離れて離島で生活してみることで、新しい自分っていうのも見えてくるので、一回来てみたほうがいいと思います。ワーホリでくるんじゃなくても、旅行感覚でもいいからぜひ一回来てみてほしいです。

平間
平間
それは僕も同じ考えだな。旅行感覚じゃなくてもいいから、とりあえず人に会いに来てほしいな。ここは観光資源も十分にあるわけじゃないし、スナックに行くとか本当に些細なことでもいいから海士町にはぜひ1回来てほしい。
K.K
K.K
海士町の一番の観光資源って「人」ですよね。
平間
平間
いいこと言うね!本当にそうだよね。
とにかく1回海士町に来て、海士町の「人」の温かさに触れてほしいな。

(終)